画像処理プログラミングの開発環境について

  • 2020.05.10 Sunday
  • 08:47

 画像処理のプログラミングには、コンパイラー(compiler)やエディター(editer)、ビューアー(viewer)などの開発環境というものが必要になります。ここでは、そのプログラミングのために必要な開発環境について紹介します。新入社員や学生でもお金をかけずにプログラミングを習得出来ることを目的としているため、Windows10から利用できるようになったLinux向けのバイナリープログラムをそのまま実行できるWSLWindows Subsystem for Linux+ Ubuntu(Linux) + VcXsrv(X Server)を用いて、WindowsOSLinuxライクな環境をインストールして構築しています。WSL環境が便利な点としては、WindowsLinuxをシームレスに操作することが出来るため、どちらのプログラムを実行出来ることにあります。WindowsLinuxをシームレスに操作できるという意味では、Cygwinも同様なことは可能なのですが、150GB以上のディスク領域や9時間以上のインストール時間などインストールのハードルが高いことから、本書では、WSL(ディスク量料は1.6GB程度)を選択しています。ただ、WSLWindows10からサポートされた機能なので、Windows832bit版には対応していません。それらのOSの場合はWSLの代わりにCygwinをインストールしてください。(私自身はCygwin10年以上使っています。)同様のことはLinuxMacの開発環境でも可能なので、一度覚えておけば、それらも直ぐに使えるようになると思います。

 WSLWindows Subsystem for Linux+ Ubuntu(Linux) + VcXsrv(X Server)の開発環境に、gccというフリーのCのコンパイラーやImageMagick画像を操作したり表示したりするためのソフトウェア)、dcraw(現像ソフト)、ffmpegmpegのエンコーダー、デコーダー)をインストールして、プログラムのコンパイルや各種フォーマット変換などをおこなっています。

 また、UTF-8に対応したテキストエディターを使ってプログラムを記述していますが、将来的にVisual Studioを使ってプログラミングをしたい方は、無償版(https://visualstudio.microsoft.com/ja/)もありますのでそちらを使われてもいいかも知れません。私はVisual Studioを使っていますが、CC++のデバッグやコードの記述に関しては最強で、WindowsWSL(またはCygwin + Visual Studioが、OpenCVCUDANVIDIAGPUの開発環境)、DirectXなどもインストール出来るので、画像処理関係では最強の開発環境だと思っています。

 なお、ImageMagickなどは、多数の脆弱性が報告されています。フリーなのでリスクを承知してご利用ください。フリーソフトは、使用者の責任の上で(At Your Own Risk!)使うことになるわけです。よって、フリーソフトを使用して何か障害が起きたとしても、作成者や著作権保持者が責任を負うようなことにはなりません。

 

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